高齢物件が生まれ変わる!建替えの基礎知識

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地域では築30年を超えるアパートも増えており、築20年以上のアパート・マンションは全体の60%の時代です。資産は維持したいけど、古い物件のままで10年20年賃貸経営を続けていくのは不安・・・。そんなオーナー様の声も聞くようになってきました。今回はオーナー様にとって身近になったアパートの建替えに検討な基礎知識をお伝えします。

建替えをしない方が良い物件もある!

古くなって入居が厳しい。賃料が大きく下がっている。こんな物件は建替えを検討したくなるケースの一つですが、もし中期的にみて「そもそも立地が悪く満室にしづらい」というケースの場合は、そもそも売却や資産の組み換えを検討されるのが無難です。「建替えによって立地の不利を挽回するのは
難しい」ということは念頭に置いておきましょう。

建替えで押さえておきたい基礎知識

アパートの建替えの目安は、以下の4つです。

①建築時期
②今後かかる投資
③空室状況(過多)
④節税効果(所得税・相続税)

借入返済が終わっていればそれなりに収益が出るケースも多くなります。ただ、それ以上にコストがかかる(不安がある)、また、その後の経営・相続において、節税効果が見込めないというケースは建替え検討ケースです。

建替えの一番の課題は・・・

いざ、建て替えになったら・・・具体的には

①立ち退き
②解体工事費

の2つが必要になります。こういった動きを具体的に進める場合、ある程度の費用と労力が掛かります。こういった費用を踏まえたうえで、建替えメリットがあるか否かを総合的に判断する必要があります。もし建替えを検討され、建替えした方が良いか、具体的に何をすればよいか迷ったら、ぜひ気軽にお声がけください。