賃貸経営の課題・不安要素を考える
賃貸管理コラム
2019年に国土交通省が「賃貸住宅管理業務に関するアンケート調査」を行いました。
少し前のアンケートですが、改めて確認したい内容でしたので共有させていただきます。
アンケート調査の中でオーナー様に「賃貸住宅の経営にあたっての課題・不安」
について尋ねる項目がありましたが、以下結果が示されております。
~賃貸住宅の経営にあたっての課題・不安~
1位 入居者が減少し、経営が立ち行かなくなった時の対応(41.3%)
2位 自らいつまで管理を継続できるか、引継ぎや相続への対応(28.0%)
3位 所有する賃貸住宅の老朽化対応・長期修繕計画の策定(25.1%)
アンケート結果からも市場環境の変化、オーナー様の高齢化、物件の老朽化といった課題が浮き彫りになっていると考えられます。
賃貸経営は難しくなっているようにも感じられますが、そこまで不安になる必要はありません。
賃貸経営は事業であり、事業にはライフサイクル(外部環境・内部環境)があります。
ライフサイクルに合わせた施策を要所要所で決断・実行して行くことで課題は解決できます。
ただ、人口減少等により何もしなくても空室が決まる時代ではなくなりました。
何もしなければ賃貸経営は悪化しますので、選ばれる物件づくりと対策を行うことが重要です。
信頼できるパートナーと共により良い賃貸経営を目指して行きましょう。