思ったより狭い…?間取り図に潜む「可動域の罠」
間取り図を見ただけで「ここなら広く使えそう」と思って契約したのに、実際に住んでみると「あれ?思ったより家具が置けない…」と感じたことはありませんか?図面上では分かりにくい“見落としポイント”があるのです。
柱型・梁がもたらす影響
平面図では壁のラインばかりに目が行きがちですが、実際の部屋には柱型(壁より出っ張った柱)や梁(天井を横切る構造材)があります。
これらがあると、思ったほど家具を寄せられなかったり、天井が低く感じられたりすることも。図面上ではまっすぐな壁に見えても、実際は数十センチの出っ張りがあるケースも珍しくありません。

開き戸の動きにも注意
意外と見落とされやすいのがドアの開閉スペースです。
開き戸が部屋の内側に大きく開く場合、その分だけ家具を置ける範囲が減ってしまいます。特にワンルームなどのコンパクトな間取りでは、ドアの動線が快適さを大きく左右します。
内見で確かめたいポイント
- 壁や柱の出っ張りを実際に確認する
- 天井を見上げて梁の位置や高さをチェックする
- ドアを開閉して動線を体感する

平面図だけでは分からない“可動域のリアル”を確かめるには、やはり内見がいちばん確実です。
「思っていたのと違った…」と後悔しないためにも、よほど急ぎでない限りは一度見に行ってみるのがおすすめですよ。
ただし、良い物件はすぐに決まってしまうもの。気になる物件があれば、すぐにお問合せくださいね。
