2024年7月仲介手数料改正
~2023年住宅・土地統計調査より~
5年に1回の総務省統計局による住宅・土地統計調査ですが、以下のとおりです。
- 住宅総数は増加(5年間で261万戸)
- 空き家率は横ばい(5年前13.6% → 今回13.8%)
- しかし、空き家自体は増加(5年間で50万戸)
今回調査結果(空き家が5年間で50万戸増加)を踏まえて、 2024年7月1日より、売買と賃貸でそれぞれ仲介手数料が改正となりました。大きな改正となりますので、以下の通り解説していきます。
■売買
価格800万円以下の宅地・建物。
⇒使用の状態は不問。
■賃貸
現に長期間にわたって居住・事業等の用途に供されていない。
⇒少なくとも1年を超えるような期間にわたり居住者が不在になっている戸建の空き家や
分譲マンションの空き室または将来にわたり居住・事業等の用途に供される見込みがない。
⇒相続等により利用されなくなった直後の戸建の空き家や分譲マンションの空き室で今後も
所有者等による利用が見込まれないもの