70㎡以上の賃貸物件の現実
手狭になってきたので広いところに引っ越したい。でも賃貸物件は70㎡以上となると数が少ない上、ほとんどが定期借家となっているのは何故でしょうか?
投資対象としてうまみが無い
オーナー側から見ると、広い物件は投資利回りが悪くなりやすいというネックがあります。同じ面積を建てるなら、70㎡を1部屋作るよりも、35㎡や40㎡を2部屋作った方が空室リスクを分散でき、トータルの賃料単価も高くなる傾向があるため、必然的にファミリー向けの広い賃貸物件は作られにくくなります。
港区などの都心部で例外的に広い賃貸が成立するのは、外資系企業の家賃補助など、個人の購入予算とは別軸の資金力を持つ層(駐在員やエグゼクティブ層)が一定数存在し、高額な賃料でもビジネスとして成り立ちますが、いわゆる「住みやすい 環境の良い住宅地」には少ないのが現状です。
分譲賃貸である
転勤等の事情でせっかく購入した広々とした物件に住み続ける事が出来なくなったため、帰ってくるまでの間だけ、またはいずれ売却も検討できるよう定期借家で市場に出すためです。

「70㎡以上の良質な賃貸が少ない」という現状は、多くの方が購入へと大きく舵を切る最大の要因になっています
賃貸派だった方がマイホーム購入へ踏み切る際の、主なきっかけといえば
☆ライフステージの明確な変化
・子供の成長・進学: 「小学校入学までに学区を確定させたい」「手狭になり子供部屋が必要になった」という物理的な理由が最も大きいです。
・結婚・出産: 家族が増え、現在の賃貸(1LDK〜2LDK)では手狭になったタイミング。
☆賃貸市場への限界と不満(70㎡の壁)
・住環境のコストパフォーマンス: 先述の通り、広い賃貸は定期借家で長く住めないか、家賃が高額すぎます。「同じ月々15〜20万円を払うなら、買った方が広くて設備のグレードが高い家に住める」と気づく瞬間が大きな転換点です。
・カスタマイズの自由度: ペットを飼いたい、楽器を弾きたい、好みの内装にリノベーションしたいなど、賃貸の規約に縛られず自分らしい暮らしをしたいという欲求。
☆資金・ローンに関する「年齢的なタイムリミット」
・完済年齢からの逆算: 「35年ローンを組んで定年(65歳)までに完済するなら、30代がタイムリミットだ」という逆算による焦り。
・家賃の「掛け捨て感」: 毎月の高額な家賃を払い続けることをもったいないと感じ始めたとき。また、夫婦のペアローンを組むことで想定以上に予算が伸びることに気づいたとき。
☆老後と資産への意識
・老後の住居不安: 高齢になると賃貸契約が結びづらくなるという将来への不安から、「終の棲家(資産)」という確固たる安心感を求めるケース。
・団体信用生命保険(団信)の魅力: 万が一の際に家族に無借金の家を残せるため、生命保険の見直しとセットで購入を決断する方も多いです。

賃貸か購入かで迷ったら「賃貸の家賃と、同条件で購入した場合の月々の支払い・資産価値の差」をシミュレーションしてみませんか?
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賃貸担当スタッフ 近藤

