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カビ・結露ゼロを目指す!失敗しない換気と家具配置のコツ

「気づいたら壁が黒くなってる…!?」
そのまま退去すると、原状回復の請求につながることもありますよね。
だからこそ、毎日のちょっとした工夫で「そもそもカビ・結露を育てない部屋」にしておきましょう。

カビ・結露ができると何が困る?原状回復のリスク

賃貸では、日常生活での劣化や汚れ等はオーナー負担でも、
「使い方が原因の汚れや傷」は入居者負担になることがあります。
カビや結露の跡も、放置して広がってしまうと「通常の使用を超えた汚れ」と見なされるんですね。

壁紙一面の張り替えや、カビ除去の専門クリーニングになると、想像よりも金額が大きくなることも。
退去のときにまとめて請求されてびっくり!とならないためにも、
「ちょっと黒くなってるけど、まあいっか」と放っておくのは避けたいところです。

だからこそ、

  • カビ・結露を「出さない工夫」
  • 見つけたときに「早めに拭き取る・報告する」
    この2つが、結果的にお財布を守ることにもつながりますよ。

カビ・結露を呼ばない“かんたん換気”のコツ

カビや結露が生まれやすいのは、
「湿気が多い」「室内外の温度差が大きい」「空気が動かない」場所。
逆に言えば、湿気をためず、空気を動かしてあげればかなり防ぎやすくなります。

難しいことは置いておいて、まずはこんな習慣からでOKです。

  • 朝晩5〜10分、窓を開けて空気を入れ替える
    対角線上の窓や、窓+玄関を少し開けると、風の通り道ができて効率的です。
  • 「湿気が出るタイミング」で換気を意識する
    お風呂あがりは浴室の換気扇を長めに回す、料理中はキッチンの換気扇をON、
    室内干しのときは、近くの窓や換気扇をセットで使う…といったイメージですね。
  • エアコンの除湿モード・除湿機も味方にする
    梅雨〜夏場のジメジメには、除湿モードを短時間でも使うとだいぶ楽になります。
    「今日はやけにムワッとするな」と感じたタイミングで、サクッとスイッチを入れておきましょう。

完全に完璧を目指すというよりも、
「湿気がたまりそうなときに一度空気を動かす」
このくらいの感覚で続けていくのが、いちばん現実的で続きやすいですよ。

カビを寄せつけない家具配置とひと工夫

実は、カビがよく出るのは「家具の裏側」。
外気に触れやすい外壁側や北側の壁に、ベタッと家具をくっつけてしまうと、
見えないところで湿気がこもりやすくなります。

できれば、こんな置き方を意識してみてください。

  • 壁から数センチ〜10センチほど、すき間をあけて家具を置く
    ベッド、タンス、テレビボードなどの“大物”ほど、少しゆとりを。
    ほんの少しのすき間でも、空気が通るだけでカビの出やすさが変わってきます。
  • ベッド下・ソファ下をふさぎすぎない
    収納ボックスをぎゅうぎゅうに詰めると、そこも湿気の温床に。
    置くなら高さのあるベッドにして、風が通るようにしたり、
    すのこやラックを使って空気の通り道を確保してあげると安心です。
  • クローゼットや押し入れにも“呼吸スペース”を
    ハンガーにかける服は少し間隔をあける、床には物を直置きしない、
    ときどき扉を開けて換気するだけでも、こもったニオイやカビっぽさを防ぎやすくなります。

そして、ときどきでいいので次のチェックもしてみてください。

  • 壁紙がうねっていないか
  • すみっこがうっすら黒くなっていないか
  • クローゼットの中がなんとなくカビ臭くないか

異変を見つけたら早めにふき取り、すでにカビが広がっていて取れないときは管理会社やオーナーへの相談を。
小さいうちに動いておくと、原状回復のダメージを小さくできますよ。

まとめ

カビや結露は、見た目だけでなく、退去時のお財布にもじわっと効いてくる存在です。
毎日のちょっとした換気と、壁から少し離した家具配置で、「そもそも育てない部屋」にしておくと安心です。

「今日は湿気が多そうだから、少し窓を開けておこうかな」くらいの気軽さで続けてみてくださいね。

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