【親御さん必見】都内に通う学生のお子様の住まい。物件購入か賃貸か?メリット・デメリットを徹底比較!
大学進学や専門学校への入学により、都内で一人暮らしを始めるお子様をお持ちのご家庭も多いかと思います。その際、多くの親御さんが悩まれるのが「賃貸か購入か」という住まいの選択です。
今回は、不動産のプロとして、どちらの選択肢がよりメリットがあるのかを【資産性・費用】の観点から解説いたします。
1. 賃貸に住まわせるメリット・デメリット
メリット
- 初期費用が少ない
敷金・礼金・仲介手数料・家財保険などの費用はかかりますが、物件購入に比べると遥かに安く済みます。 - 身軽に引っ越せる
学校の場所や生活スタイルに合わせて柔軟に住み替えが可能です。卒業後に退去して実家に戻る選択も容易です。
デメリット
- 毎月の家賃が掛け捨てになる
都内ではワンルームでも月8万〜12万円が相場。4年間で約400〜600万円を払うことになり、資産にはなりません。 - 住環境のコントロールが難しい
隣人トラブルや建物の老朽化など、思わぬストレス要因も。
2. 物件を購入するメリット・デメリット
メリット
- 支払ったお金が“資産”になる
中古マンションなどを購入すれば、卒業後に「売却」または「賃貸運用」することで回収・収益化が可能。 - 内装や設備にこだわれる
お子様のライフスタイルに合わせて、安全性や快適性を確保できます。 - 住宅ローン控除など税制優遇を受けられるケースも
条件により、住宅ローン控除の適用や親からの贈与非課税枠も活用可能です。
デメリット
- 初期費用・維持費がかかる
頭金・諸費用・固定資産税・管理費などが必要。場所や築年数によっては予想以上の負担になることも。 - 売却タイミングが難しい場合がある
卒業時点ですぐに買い手が見つからない、賃貸に出しても空室リスクがある、などの不確実性も。

3. 結局、どちらが得か?【判断ポイント】
判断基準 | 賃貸向き | 購入向き |
---|---|---|
子供がどれくらいの期間都内に住むか? | 1〜2年程度 | 4年以上 |
都内の家賃相場に納得できるか? | 気にしない | 毎月10万円前後は高すぎると感じる |
家族で都内に出る予定はあるか? | 無し | 将来の拠点候補として使える可能性がある |
手元資金やローン審査に余裕があるか? | 難しい | 購入できる余地がある |
資産運用に関心があるか? | 特に無い | 将来的に収益化を検討したい |
まとめ
短期的にコストを抑えたい・流動性を重視したいなら賃貸。
中長期で資産として残したい・子供が卒業後も活用できる可能性があるなら購入。
購入を検討される場合は、ワンルーム〜1LDKの中古マンションで駅徒歩10分以内の物件を選ぶと、将来の売却や賃貸にも強くなります。
ご相談ください
光栄不動産管理では、こうした「親御様向け 都内の学生住まい選び」についての無料相談を承っております。エリア特性や資産性、空室リスクなども含め、購入・賃貸どちらがご家族に合っているか、丁寧にご提案いたします。
売買担当スタッフ:河野(かわの)
