和室はダメですか?
賃貸物件を探す場合、洋室(フローリング)にこだわるお客様が一定数いらっしゃいます。
生活様式の変化で、和室はあまり歓迎されなくなりました。
でもご予算内でなるべく広いお部屋を…となると、
ある程度築年数が経っていて、和室だった…というのはよくある話。
ちょっと狭いけど洋室だから…で多少不満を残したままお部屋を決めてしまう。
それはちょっともったいないかも?と、私は思うのです。
和室が使いづらいのであれば上にカーペットやクッションフロアを敷いても良いし、
アクセントラグでお部屋をレイアウトするのも楽しいかと思います。
それに和室(畳)には洋室(フローリング)に真似できないメリットも多いんです。
畳の性質
■弾力性
フローリングはそのまま寝転ぶと体が痛くなっちゃうけど、
畳ならそのまま昼寝しても大丈夫!
■遮音・吸音効果
空気層と適度な弾力を持った畳は騒音防止にも役立ちます。
■湿気の調整機能
梅雨時は湿気を吸収し、冬は水分を放出してお部屋の湿気を調整してくれます。
■断熱性・保温性
冬は床下の冷たい空気を遮断し、
お部屋の温度変化が少ないことでエアコン効率も上がります。
■リラックス効果
イグサの香りにはリラックス効果があります。
イグサ自体には空気の浄化作用もあるそうです。
近頃は「和」のお洒落小物や「賃貸でも大丈夫!貼ってはがせる壁紙」など、
手軽に手に入るようになりました。
ありきたりの今風賃貸にちょっと差がつく「和モダン」目指して、
お部屋を作ってみるのも楽しいかと思います。
ご参考まで。
賃貸担当スタッフ 近藤