物件価値を最大化する修繕と資金確保のススメ
新しい物件も建っておりますが、年々古い物件が増加しております。
現在、練馬区では築20年以上の物件が約55%、築年不詳の約10%を入れると実に約65%が築20年以上です。練馬区の住宅総数は約33万戸ですので、戸数にすると、約21万戸です
(平成30年住宅土地統計調査より)。
旧耐震の物件も約24%(約7.9万戸)ありますので、老朽化対策や耐震化も必要です。
賃貸用物件は居住用物件と異なり、「事業性」を伴います。
永住意識のある持家ではないので、掛ける修繕(リフォーム、リノベーション等)も「費用対効果」が重要です。しかしながら、必要な修繕を怠ると、大きなリスクに繋がり、実際に都内でも以下のような事故が発生しております。
いずれも家賃は取れるエリアですが、修繕不足によりこのような事故に繋がっております。
不動産を所有するオーナーの意識向上と不動産管理会社の修繕の啓蒙が必要と考えられます。
もちろん既に必要性に迫られている修繕は、待ったなしに実施していかなければなりませんが、将来を見据えて、計画的に資金を確保していくことが重要です。
修繕は必ず実施しなければならない訳ではなく、状態が良ければ次回以降に充てることもでき、その分の資金は預金や次の投資に活かすことが可能です。以下のような制度を利用して、節税(経費化)・運用しながら、効率良く、資金を確保することが出来ますので、是非一度ご確認いただくことをオススメいたします。